日本の新政権への期待

ご周知の通り、8月31日の衆院選では民主党が圧勝し、野党第1党から与党に躍進したことで戦後初めての政権交代が実現します。9月中葉には民主党の鳩山由紀夫代表が新首相として選出される見込みです。

日本政治の大変動に、政治の仕組みが今後大きく変わると予測されています。民主党は、選挙前から政権を取った場合には2010年度予算を抜本的に見直すという方針を表明していました。

新政権発足は、国際開発に関する日本の政策にどのような影響があるのでしょうか。日本のNGOやNPO仲間が一丸となって呼びかけたにもかかわらず、国際開発に関する課題は今回の選挙では重要なテーマとはなりませんでした。どの政党も国内問題、とりわけ深刻な国内の社会経済情勢に焦点を絞っていたためです。しかし、今日のグローバル世界では、最も貧しい国々を含む世界中の国々が足並みをそろえなければ日本の再生は実現しません。最貧国の経済成長が、日本経済の長期的な活性化には不可欠なのです。

途上国の効果的な開発プログラム・プロジェクトを支援する開発援助(ODA)予算を減らすのは、日本にとってもプラスになりません。鳩山新政権は、このことを念頭に置きながら、2010年度の予算編成を行って欲しいものです。

ONE政策チーム 今井美希子

検索

G20ピッツバーグ・サミット 2009年9月25日